「やりたいこと探し」はしない方がいいってホント?

2019年9月12日

突然ですが、「やりたいこと探し」はあんまりおすすめしません。

探せば探すほど、本当のやりたいことから遠ざかってしまうからです。

「やりたいこと探し」の問題点とは?

「私のやりたいことって、なに?」

こういう問いを繰り返して出てきた答えって何だと思いますか?

……もったいぶらずにお答えしますね。

それは、私達の「頭」がひねり出した空想です。

もしかしたら、本当にやりたいことなのかもしれませんが、そうでない可能性も、それ以上にあります。

頭で考えて出した結論にすぎませんからね。

言ってしまえば、机上の空論ですので、いくらでも変わりますし、長続きもしません。

あなたにも、やりたいことが長続きしなかった経験はないですか?

私にはたくさんあります(笑)

それは別に、取り組んでいた対象や、取り組み方自体に問題があったわけではないんですね。

それ以前に、そもそも私達の「本当の」やりたいことではなかった可能性の方が高いです。

頭で考えてもやりたいことはわからない!?

頭でいくら考えても、本当の答えにはたどり着けません。

何故なら、「考える心」=マインドは心の浅い部分をぐるぐると回っているだけだからです。

心の浅い層には、あなたの探している答えはありません。

そこにあるように見えるのは、あくまで「ただの」やりたいことです。

探せば探すほど、ただのやりたいことが増えるだけなんです。

それらは残念ながら、たいして長続きしません。

私がやりたいこと探しをおすすめしないのは、このためです。

「ただの」やりたいことと「本当の」やりたいことは違う!?

「本当の」やりたいことが隠れているのは、心のもっともっと深い部分。

でもそこには、考える頭だけでは、たどり着けません。

心を研ぎ澄まして、魂の領域に触れることで、それは初めて見えてきます。

そのための方法はいくつもあるんですが、頭でっかちのままだと、結局、何をしても逆効果……

なので、まずは勇気を持って、戦略的な撤退を試みてみるのはいかがでしょうか?

つまり、頭で考えるのを一度やめてみるってことですね。

やりたいことに関しては、がむしゃらに探し回ったからといって、見つかるものではありません。

日本人に叩き込まれている努力至上主義の考え方が、通用しない分野なんですね。

むしろ、焦れば焦るほど、「偽物の」やりたいことをつかむリスクが増えます。

お手軽な解決案は、長い目で見れば、決してあなたのためにはなりません。

なので、インスタントな答えに飛びつく前に、まずはマインドから距離を取りましょう。

マインドとの距離の取り方に慣れてくれば、頭の声と心の声の区別ができるようになってきます。

熟練すれば、本当のやりたいことがわかるだけじゃなく、様々な状況で、常に最善の選択ができるようになります。

悩み知らずの人生が手に入るわけです。

それには、マインドフルネス系の瞑想が役に立つと思います。

ネットで検索すればいくらでも出てくるので、あえてリンクとかは貼りませんが。

とは言うものの、瞑想は難しそうだしメンドイって人は、別にやんなくていいです(笑)

瞑想なんて、無理してやるものじゃないです。

楽しんでなんぼなんで。

まとめ

必死になって「やりたいこと探し」をするのは逆効果。

それより、マインドをいったん脇に置き、魂の願望に目を向けてみましょう。